子実体は楕円形で凹凸のある塊状、径は3〜5cmほど、外皮は初め白色平滑、のち時間とともに消失し、迷路状の茶褐色のグレバが露出する。
グレバは切断するとゼラチン質の柱軸のようなものがあり、迷路状に穴の開いた小さな控室がたくさんあり、クルミタケの内部に似ている。
担子胞子はレモン形〜長楕円形で、特徴的な縦方向の畝状突起を持つ、 18-(24.4)-30 x 11-(13.3)-18 μm。
〔似たキノコ〕
→ シマショウロ(G. macrospora G. Cunn.) の胞子の畝はより深く(他のGautieria 属の胞子と若干異なり、翼のような形状)、胞子サイズは本種より長径が若干小さい、
18-(19.9)-26 x 13-(15.2)-17 μm。
→ G. morchellaeformis var. globispora は本種の変種で、胞子は長径が短い楕円形、
15-(17.6)-21 x 12-(13.6)-17μm。
→ 内部が似ているクルミタケ は子嚢胞子で表面は粗く不規則な球形疣状。
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