アケボノアワタケ

Tylopilus chromipes (Frost) A.H. Sm. & Thiers (ニガイグチ属)
Harrya chromapes (Frost) Halling, Nuhn, Osmundson, & Manfr.
イグチ目_イグチ科_アケボノアワタケ属

クリックで拡大
 アケボノアワタケ_桜山

クリックで拡大  
can be eaten 可食

 夏から秋にかけて主にブナなどの広葉樹林、時に針葉樹林の地上に発生する。毒はないといわれている。

 傘は径5〜10cm、初め半球形で後にまんじゅう形に開く。表面は淡紅紫色でなめし皮状。
 管孔は柄に離生し、初め白色で後には淡い紫褐色となる。
 柄は表面に淡紅紫色のうろこ状のささくれをつけ、 根もとは黄色になる。


〔似たキノコ〕
 → 傘や柄の色が淡くなると、ヌメリニガイグチに似るが、ヌメリニガイグチの柄は縦のシワ、または網目模様がある。
 → アカジコウ は札幌近郊では発生は稀のようで、似たキノコに毒キノコがあり、間違えやすいのでので食べないほうが良い。

   
アケボノアワタケ_20090803_支笏湖
クリックで拡大
アケボノアワタケ_20150830_上富良野
柄の基部が黄色になる
クリックで拡大   クリックで拡大
クリックで拡大  
 アケボノアワタケ幼菌  20100821 桜山