ウスイロカラチチタケ
Lactarius pterosporus Romagn.

ベニタケ目_ベニタケ科_カラハツタケ属


ウスイロカラチチタケ_20150908_桜山

 
awful taste 食不適

 夏~秋、広葉樹林下・おもにブナ科樹林下に単生。

 傘径 4~8cm、表面は湿っていると弱い粘性があるが、たいてい乾いていて粉っぽい感じがある。灰黄褐色~灰褐色に黄土色の斑紋がある。
 かなり黒っぽい灰褐色なので名前のウスイロがピンとこないが乳は白く辛い、傷つけると白液を出しこの液は変色しないが、乾燥すると赤くなり、傷口周辺は薄く朱変する。
 肉は白色で紅変性がある。
 ヒダは幼菌のときから淡い褐色をしていて柄に直生~弱く垂生する。
 柄は約6cm円柱形で基部は少し細まる

〔似たキノコ〕
 → ハイイロカラチチタケは白色の乳液をだし、この液は速やかに紅変する。
 → ウスズミチチタケ の白色の乳液はゆっくりと赤褐色に変わり、乾燥した後、更に時間がたつと暗褐色化する。
 → ヒロハウスズミチチタケ は白液を出しこの液は変色しないが傷口は薄く朱変する。

この液は変色しないが乾燥すると赤くなり、
傷口は薄く朱変する


ウスイロカラチチタケ類似種
Lactarius sp.

awful taste 食不適

 桜山では外観がウスイロカラチチタケの名前にピッタリの、傘色が淡色の種が発生している。

 本種の白色の乳液は液体のままでは変色しないが、乾くと赤茶色~桃色に変わる、この特徴はウスイロカラチチタケと同様である。


 本種は、ウスイロカラチチタケ Lactarius pterosporus のシノニムか、または乳液に苦みがなく全体が淡色の Lactarius azonites f. virgineus (J.E. Lange) Verbeken かよく解らない。

上;表面合焦、 下;中心合焦 上;表面合焦、 下;中心合焦