ウラムラサキ

Laccaria amethystina (Huds.) Cooke
ハラタケ目_ヒドナンギウム科_キツネタケ属

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ウラムラサキ

アイシメジ 拡大画面へ  
can be eaten 可食

 夏から秋にかけて各種の広葉樹やアカマツなどの林内地上、庭先、道端などに発生する。分布は北半球の温帯から北の地域で、海外でもしばしば姿を見る事がある。 樹木の根に菌根と呼ばれる組織を作る場合もあるが、菌根を作らなくても生活できるといわれている。

 傘の径1.5〜3cm、初めまんじゅう形で後にはほぼ平らに開く。
 全体が紫色の可憐な菌であるが、乾くとひだ以外は色があせ、淡灰褐色となり、小さな鱗片状のささくれもでてくる。
 ひだは濃紫色でウラムラサキ(裏紫)の名のとおり、並び方は疎で柄に直生から垂生する。
 柄は紫色で表面は繊維状。
 胞子は球形でとげにおおわれ、径7〜9μm。

〔似たキノコ〕
 →  オオキツネタケのヒダは紫色を帯びるが、傘表面や柄は黄褐色〜肉色。

 ウラムラサキ_20090803_川下公園  
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 ウラムラサキ 20111005 滝ノ上公園  
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 ウラムラサキ 20111005 滝ノ上公園    ウラムラサキ 100710 桜山
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 ウラムラサキ_ 20111005_ 滝ノ上公園     

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 ウラムラサキ_ 20190929_ 当別ダム花壇