チチタケ

Lactifluus volemus (Fr.) Kuntze


ベニタケ目_ベニタケ科_ツチカブリ属


チチタケ 2015.08.16. 滝野の森口


 
Edible mushroom 可食

 夏から秋に広葉樹下に単生〜群生。
 傘は径 5〜12p、初め中央のくぼんだまんじゅう形、開けばついにはややじょうご形となる。
 表面の色は黄褐色から赤褐色で、幼時は暗色、微粉状・細かいビロード状になる。
 肉には一種の臭気があり、乾燥すると干しニシンの匂いを放つ。
 子実体は傷つくと白い乳液が多量分泌され、乾くと褐色のしみになる。乳液に辛味はないが多少渋みがある。

 肉質はかたく弾力がないため、口あたりはぼそぼそしている。味に多少くせがあるが、好んで食用にする人も多い。

 キオビエナガチチタケは本種の一変種、全体に黄色味を帯びていることに由来する名前です。


〔似たキノコ〕
 → チリメンチチタケの表面はビロード状で暗赤褐色、中央から放射状、周辺は環状に小じわで覆われる。
 → ヒメチチタケはチチタケより小型、中央部くぼむが中丘がある。乳液は変色性はなく、辛みなし。
 → ヒロハチチタケはよく似ているが、カサも柄もかなり明るい色。ヒロハとはヒダが幅広く疎らなことを指している。乳液が白くて変色しないことや辛くないことは同じです。



キオビナガエチチタケ

(全体に黄色みを帯びているチチタケ)
Lactarius volemus var. flavus Hesler & A.H. Sm.


キオビナガエチチタケ_ 20100724 桜山


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 Edible mushroom 可食


 チチタケはタイプ種以外に品種・変種が多数存在し、キオビナガエチチタケはその中の一変種です。
 チチタケは赤褐色をしているが、本種は全体に黄色味を帯びていることに由来する名前のようです。

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