ススケヤマドリタケ

 Boletus hiratsukae Nagasawa
イグチ目_イグチ科_ヤマドリタケ属


ススケヤマドリ_ 20140923

 
 Caution 食注意 .

 可食。夏から秋にマツ林やシラビソ、コメツガ林などの地上に発生する。
 食用のヤマドリタケとほぼ同じように利用されるが、類似するキノコが存在するので注意すること。

 傘は径3〜13cm、初め半球形で後にはまんじゅう形に開く。表面の色は濃焦茶色またはほぼ黒色で、初め短密毛がありビロード状
 管孔は柄に上生し、孔口は初め白色菌糸にふさがれ、のちには管孔と同色の黄色。
 柄は初めほぼ白色から淡黄色のちには赤褐色から暗褐色となり、白色〜ほぼ同色の網目で覆われる。

[注意]
 → オオコゲチャイグチ は同じような環境・季節に発生する毒キノコで、傘表面は本種と同様のビロード状で間違えやすいが、柄に細粒点が付くが網目はないので区別できる。
 → その他のよく似た毒きのこや食不適きのこに、クロアワタケニガイグチクロニガイグチウツロイイグチなどがある。

幼菌は孔口が白い菌糸で覆われる