クロアワタケ

Retiboletus griseus (Frost) Manfr. Binder & Bresinsky

イグチ目 イグチ科 キアミアシイグチ属


クロアワタケ_桜山_


 
unclear 食毒不明

 夏〜秋、広葉樹林内や針葉樹が混じった雑木林の地上に発生。

 傘は径5〜10p、表面は乾燥し、類白色の灰色から黒と傘色に幅があり、なめし皮様の感触がある。
 管孔は直生し、材白色〜材褐色、孔口はは細かく、白色、傷つくと褐色に変わる。
 柄は長さ5〜10p、中実、表面は基部付近まで網目模様があり。上部はほぼ白色〜灰白色、下方に向かって灰色〜暗褐色となる。
 肉は白色、空気に触れると多少淡紅色となる。
 胞子は 10.0〜13.0×3.5〜4.5μm。
 胞子紋は褐色

 → オオミノクロアワタケ(R. griseus var. fuscus)は本種の変種で、傘の色がやや濃く、アカマツ林やアカマツの混じった広葉樹林に発生し、主に西日本に多く発生するといわれているが、最近では東日本での発生も確認されているとのこと。
 胞子のサイズは 11.5-15.0 x 4.2-5.0 μm
 タイプ種のクロアワタケ(Retiboletus griseus)とは、胞子の大きさが異なることで区別される。


〔似たキノコ〕
 → このきのこを食べる人もおりますが、猛毒菌のミカワクロアミアシイグチモエギアミアシイグチに似ているので、充分な注意が必要です。
 クロアワタケは半分に割っても変色性がないか、または多少淡紅色になるが、ミカワクロアミアシイグチは赤〜紫に変色し次第に黒く変わります。モエギアミアシイグチは黒く変色します。

クロアワタケ 20100807 桜山