センボンキツネノサカズキ
Microstoma aggregatum Otani

チャワンタケ目_ベニチャワンタケ科_シロキツネノサカズキ属


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センボンキツネノサカズキ _20121112_

 awful taste 食不適

 現在のところ、日本の冷温帯地域(ナラ類の優先する森林帯)以北の福島県の阿武隈山地、旭川市と比布町にまたがる突哨山、芽室町国見山自然観察休養林、および当地域の山林の4ヶ所のみからしか見つかっていない日本特産の美しい珍菌

 当地域のセンボンキツネノサカズキは、これまで観察したものはすべてミズナラの折れ木に発生しているが、近年、雪害による枝折れが少ないため、生息範囲は徐々に狭まっているように思われる。

 最初に見つかった場所の地相、2011年05月15日  
幼菌、白い毛に包まれている ・ 2011年09月15日 やや幼菌 ・ 2011年09月29日
 成長が進み外側の白い毛は子実体に張り付き
目立たなくなってきた個体
  やや成菌 ・ 2011年10月12日
 成菌、椀の口が広がり桜色が強く出てきた
・ 2011年10月12日
   成菌 ・ 2011年10月12日
   やや老菌、色が落ちてきている ・2010年10月22日   奥は老菌 ・ 2010年10月22日
   老菌 ・2010年10月22日   老菌・2011年11月15日
  前年のきのこ・ 2011年05月15日     前年のきのこ・ 2011年09月29日
2011年10月12日  2011年09月29日_奥は前年のきのこ
2011年10月12日 2011年09月29日

 直径15cm程度のセンボンキツネノサカズキ の根元が繋がっていた部分の材、樹幹の内部まで直径10mm程度の円錐状に白い菌糸が入り込んでいる。
 この個体は成長しきる前に寒さをうけ腐朽してしまったため、菌糸体で囲まれた内側がまだ材の形で残っているが、成長しきった個体の場合は腐朽が進み円錐状に黒褐色のペースト状粉末で残る。
 菌糸体の周辺の黒い部分は、一旦、材が黒褐色の粉末状に腐食したものが水分を含み固まったもの
 周辺に散らばっている砂粒状のものは、成長しきれなかった数百個の子実体(ルーペでようやく確認できるような小さな幼菌)
  

センボンキツネノサカズキ 、大きな油球は1〜3個 
胞子 23〜35×11〜14μm
これはシロキツネノサカズキモドキ
の胞子 40〜65 × 16〜20μm