オオオシロイタケ

Oligoporus tephroleucus (Fr.) Gilb. & Ryv.(旧オシロイタケ属)
Postia tephroleuca (Fr.) Julich
タマチョレイタケ目_ツガサルノコシカケ科_オオオシロイタケ属


オオオシロイタケ

 
awful taste 食不適

 秋、広葉樹、まれに針葉樹の枯木、切株に発生する。材の褐色腐れをおこす。 子実体は1年生、側生、広く基物につき、無柄。褐色腐朽菌。

 傘は半円形 、幅3〜10p、背面は白色〜クリーム色〜灰褐色(まれに暗褐色)、初め粗い毛があり、乾燥すると白っぽくなる。
 腹面は白色、孔口は2〜3(又は3〜4)個/o。生時、肉は柔軟で多汁。乾くともろい。


〔似たキノコ〕
 → オシロイタケ Tyromyces chioneus(=Polyporus albellus )ははじめ白色、微細な毛がありベルベット状であるが、すぐ無毛になり、後に淡褐色を帯びる。管孔長は短い。白色腐朽菌。
 → アオゾメタケ は同属、古くなるに連れ次第に青く変色する。

 
裏面拡大、孔口はオシロイタケより大きい オオオシロイタケ_20190914 南区展示会
オオオシロイタケ断面 オオオシロイタケ_20200920_桜山