ニセヒメチチタケ

Lactarius camphoratus
ベニタケ目_ベニタケ科_カラハツタケ属


ニセヒメチチタケ_20181017 白旗山

 
 Unclear 食毒不明

 春〜秋 種々の針葉樹や広葉樹林地上に散生あるいは単生する。
 傘径4〜8cm、表面粘性なく、浅い杯形となり、中央に突起を持つ、色は暗赤褐色、乾くと淡色になる。

 ヒダは垂生し密で淡橙黄色、傷つけると白色の薄めた牛乳様の乳液を出し、この液は変色しない。
 柄は傘表面よりやや淡く、下方が細まる。
 乾燥するとカレーのような匂いがするが、欠くこともあるという。


〔似たキノコ〕
 → ヒメチチタケ は種々の広葉樹林内地上に発生、傘は淡黄褐色〜くすんだ褐色。
 → アカチチモドキ乳液は透明
 → チョウジチチタケ の傘表面色は赤褐色で、不明瞭な濃淡の環紋をつけ、中央部に近いほど濃色

ニセヒメチチタケ_20161016 丸山
薄めた牛乳様の乳液
ニセヒメチチタケ_20111105 丸山