マツシメジ

Tricholoma albobrunneum (Pers.) P. Kumm.
ハラタケ目_キシメジ科_キシメジ属


 
POISON 有毒

 トドマツ林など針葉樹林に単生~群生する。

 傘は径3~7cm、湿っている時粘性があり、表面は内生繊維を有し帯赤褐色~くり褐色、縁部は初め内側に巻き、周縁には繊維状の条線がある。表皮は剥がしやすい。
 ひだは湾生、密、白色のち傷付けたり古くなると僅かに褐色のシミが付く。
 柄は長さ2.5~6cm、根もとがやや膨らみ上部は白色、下部は淡赤褐色で境界がはっきりしており、中実。
 きのこ全体にはほこり臭さがある。

 → カキシメジ は広葉樹林に多く発生し、柄は中空~髄状。
 → カキシメジモドキ(ニガシメジ)は傘周辺に溝条がある。

マツシメジ_20151018_月形