キチチタケ

(別名;キチチモドキ、 キチチダケ)
Lactarius chrysorrheus Fr.
ベニタケ目_ベニタケ科_カラハツタケ属


キチチタケ_20071024_鳥柵舞

 
 CAUTION 注意

 夏から秋にかけてエゾマツ、トドマツ、ミズナラなどの針・広混交林の地上に発生する。生で食べると中毒すると言われている。

 傘は径5~9㎝、初めまんじゅう形で後にはややじょうご形になる。
 表面は赤褐色から黄赤褐色で、濃色の環紋があり、湿ったときやや粘性がある。
 ひだはクリーム色~淡肉色。
 柄は傘より淡色のち濃色、中空。

 きのこを傷つけると白色の乳液が出るが、これは速やかに(数秒で)黄色に変色し、あと口が辛い。
 肉はほぼ白色であるが、切り口は乳液により黄色となる。

〔似たキノコ〕
 → キカラハツタケ の乳液も白色から黄変、柄にクレーター有。
 → キカラハツモドキ の乳液は白色で変色しない。
 → アイバカラハツモドキ は水っぽい白色の「米のとぎ汁」状の乳液を少量分泌。
 → カラハツモドキ の乳液は白色で変色しない、柄にクレーターが見られる。

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