キンチャワンタケ

Aleuria rhenana Fuckel (旧 ヒイロチャワンタケ属)
Current Name : Sowerbyella rhenana (Fuckel) J. Moravec
チャワンタケ目_ピロネマキン科_ソウェルビエルラ属


キンチャワンタケ

 
unclear 食毒不明

 夏〜 秋、林内地上に生える。普通数個体 が群生して美しい。

 子のう盤はお椀形で径2〜3cm、有柄、柄は2〜3cm、径6mmである。
 子実層面は橙黄色〜鮮黄、表面は滑らかです。
 外面は薄い白い毛を持ち目の粗い表面を作ります。年齢とともに、外表面は乳白色になり、子実層面との色の差がよりはっきりとします。

 子嚢胞子は楕円形、無色、表面に網目模様がある。
 網目状部分を含んで 18-23×10-15 μm(20180916 南区キノコ展)

〔似たキノコ〕
 → ソウエルビエラ インペリアスは外見ではなかなか見分けがつかないが、胞子の表面に微粒点を有し、大きさは 12〜15× 6〜7.5μm。
 → キミミタケモドキ
 →  ヒイロチャワンタケ の表面は鮮やかな朱赤色〜朱黄色。

キンチャワンタケ胞子_20180916、表面は網目状
キンチャワンタケ胞子_20180916、中心部に合焦 キンチャワンタケ胞子_20180916、表面に合焦
キンチャワンタケ_20180916 南区キノコ展、若い菌 キンチャワンタケ_20180916 キノコ展、成熟した菌 ⇒ 外面乳白色
キンチャワンタケ老菌_20191012 桜山 キンチャワンタケ老菌_20191012 桜山
キンチャワンタケ_20191012 桜山 キンチャワンタケ_20191012 桜山
キンチャワンタケ_20191012 桜山 キンチャワンタケ_20191012 桜山、上と同じ個体の胞子