キッコウアワタケ

Xerocomus chrysenteron(Bull.) Quél.(アワタケ属)
Xerocomellus chrysenteron (Bull.) Šutara
イグチ目 イグチ科 キッコウアワタケ属


キッコウアワタケ_20140712桜山

 
can be eaten 可食

 夏~秋、広葉樹林内地上に発生。食用にされる。

 傘は径3~8cm、表面はビロード状、オリーブ褐色~帯赤褐色でしばしばひび割れ、割れ目は淡紅色を呈する。
 管孔は帯緑黄色、孔口多角形、やや青変性がある。
 柄は長さ5~8cm、表面は血赤色~暗赤色で縦に繊維紋があり、多少細鱗片状、中実。
 肉は淡黄色でやや青変性がある。
 胞子は9~12.5×4.5~5.5μm。


〔似たキノコ〕
 → アヤメイグチ の孔口は本種より小さい。柄の表面は細鱗片状、頂部は黄色、下方に向かって暗紅色~暗褐色。胞子は畝状隆起が見られる。


アヤメイグチとの比較
 アヤメイグチ  キッコウアワタケ
 
表面は細鱗片状     縦に繊維紋あり
孔口は角形、径 0.5~1.5 ㎜ 程度 孔口は多角形、径 2.0 ㎜ 程度