ハナオチバタケ

Marasmius pulcherripes Peck
ハラタケ目_ホウライタケ科_ホウライタケ属


 
awful taste 食不適

 夏から秋にかけて広葉樹や針葉樹の林内地上におちた落葉の間に群生する。

 傘は径 0.8~1.5cm、鐘形からまんじゅう形で中央部には小さな突起があり、平らに開ききることはない。
 色は紫紅色、淡紅色、黄土色、淡褐色、紫紅色など変化に富み、美しい。 表面には放射状の溝がある。
 ひだは数少なく、16~19、傘とほぼ同色で並び方は非常に疎。柄に直生から離生する。
 柄は長さ3~6cm、針金状で黒褐色。上部は傘とほぼ同色になる場合もある。

〔似たキノコ〕
 → ハリガネオチバタケ は傘が本種より大きく、1~3cm、確実に見分けるには胞子の大きさを確認することが必要。
 ハリガネオチバタケ 17~22×3.0~4.0μm
 ハナオチバタケ   11~16×3.5~4.0μm

* 本種は桜山研修会では
  まだ見ていません。