ベニチャワンタケモドキ(類似種
(桜山産などでベニチャワンタケモドキとされている種)
Sarcoscypha sp.
チャワンタケ目_ベニチャワンタケ科_ベニチャワンタケ属


アシベニイグチ
_20171021 mikasa

 
unclear 食毒不明

 従来、ベニチャワンタケモドキとされてきた種は日本に産しないようだとのことで、「日本のきのこ」などでは”ベニチャワンタケの一種”と表現されています。
 旧学名の Sarcoscypha occidentalis (Schwein.) Cooke は、長さ 1~3cm の細い白い茎の上に、幅 2cm 位の小さくて明るい赤い杯を付ける種で、柄の短い日本の種とは明らかに異なります。
 日本産ベニチャワンタケ属では学名 S.knixoniana F.A. Harr. (ニクソニア)と、S.hosoyae F.A. Harr. (ホソヤエ)の2種類が和名無しで登録されているとのことですが、ベニチャワンタケモドキに該当する種かは判りません。


 秋に広葉樹の落枝や倒木,埋れ木から子実体が発生します。
 子実体は短い柄の付いたカップ状で弾力があり,直径は大きなもので3cm程度,子嚢盤は赤色です。
 子実体の外側は白色ですが,子嚢盤の色が透けて赤く見えています。 鮮やかな朱色の、きれいなきのこです。
 普通は中央部がくぼんだ円形に開きますが、生え出す朽木の表皮や枝がじゃますると、いろいろな形を表現してくれます。
 柄は円柱形で中実、表面白色で平滑。
 胞子紋:白色
 胞子は長楕円形、無色、表面平滑、大きさ 12-17 x 8-9 µm


〔特徴・見分け方〕
 → 外側が白い綿毛でおおわれているのがベニチャワンタケ。外側も朱色がさしてうっすらと地肌が出ているのが、ベニチャワンタケモドキ
 → 初春から出るのがベニチャワンタケで、秋に出るのはベニチャワンタケモドキ。判別がつきにくいがベニチャワンタケモドキの方は小さくやや肉が薄い。

ベニチャワンタケモドキ_20171021 mikasa
_20130831_桜山