アシナガイタチタケ

Psathyrella spadiceogrisea (Schaeff.) Maire
ハラタケ目 ナヨタケ科 ナヨタケ属


アシナガイタチタケ_20111001



 
awful taste 食不適

 春~秋、腐植質に富んだ広葉樹林内の地上に群生する。無毒ではあるが、肉薄にすぎてあまり食用的価値が認められない。
 
 かさは径2~7cm、粘性はなく、淡橙褐色・灰赤褐色などを呈し、強い吸水性を示し、周縁部には放射状の条線をあらわす。乾けば帯赤灰色~くすんだ肌色となり、条線も消える。
 肉はごく薄く脆くて壊れやすく、汚白色を呈し、傷つけても変色せず、味・においは温和。
 ひだは柄に直生~上生し、初めはほぼ白色~淡クリーム色であるが次第に灰紫色となり、成熟すれば暗紫褐色~暗褐色、密で比較的幅広く、小ひだを混える。
 柄はほぼ上下同大もしくは下方に向って僅かに太まり、長さ3~10cm、中空で脆く折れやすい。

〔似たキノコ〕
 → ムササビタケ(P. piluliformis [Bull.: Fr.] Orton)としばしば混同されるが,ひだの実質部の菌糸が淡黄褐色を呈する点で異なる。
 → イタチタケ(P. candolleana [Fr.: Fr.] Maire)のヒダは幅狭く並び方は密。
 → ヒカゲイタチタケ はシスチヂアの先端に粒状の付着物を付けることがある。