アケボノオトメノカサ(工藤仮称)

Cuphophyllus roseola (Kudo & Nagasawa) (ined.)
ハラタケ目_ヌメリガサ科_オトメノカサ属


アケボノオトメノカサ 20111016 神居尻

 
 Inedible 食不適 

 秋~晩秋、カラマツ林内に群生。
 傘は白色で、中央は淡紅色を帯び、湿時粘性がある。円錐状丸山形から、のちほぼ平らに開くが、しばしば中央部は多少突出する。
 ヒダは直生状垂生、やや疎、はじめ類白色のち黄色を帯びる。
 柄はやや細長く、中空、繊維状。


〔似たキノコ〕
 → オトメノカサ の傘はほとんど白色だが中央部がやや肌色がかかることがある。
 → カラマツオトメノカサ(仮称)はヒダがより長く垂生することで区別される。

アケボノオトメノカサ 20111016 神居尻
アケボノオトメノカサ 20201014 富良野
子実体は、KOHを滴下すると黄変する。
アケボノオトメノカサ 20201014 富良野、胞子は長楕円形、表面は平滑、大きさは 8.5~11.5 × 5.5~6.5 μm