ミズナラ、ハルニレなどの広葉樹の立ち木や枯れ木に生え、白色ぐされを起こす。 傘を分化せず、全体は倒卵形〜球形。 径5〜10cm(時に25cm以上)、上面を除く 全面から長さ1〜5cmの針を垂らす。 初め白色のち淡い黄茶色、肉質、内部は炊こう質で スポンジ状。 山伏が衣の上に着る篠掛衣の胸にかける飾りに似ている所からつけられた名前。 多少苦い ものもあり、さっとゆでて酢の物や刺し身ふうにワサビ醤油で味わう。 〔似たキノコ〕 → サンゴハリタケの針はサンゴ状に枝分かれする。