食。秋にアカマツ林やブナ科の広葉樹林の地上に発生する。ヨーロッパのきのこ図鑑では、ひだの色が異なる個体が同じ種類として紹介されているとのことで、ヤギタケは個体どうしの差が大きな種類なのかもしれない。
傘は径4〜10cm、初めまんじゅう形からやや中高の平らとなり、表面は灰褐色〜暗灰褐色、 やや粘性があるが乾きやすい。
ひだは直生またはやや垂生、色は白色で並び方はややあらい。 ただし個体によっては淡いオレンジ色を帯びることもある。
柄は長さ5〜12 cm、粘性がなく傘より淡色、繊維状、中実、肉は白色。白いひだと暗色の柄との境目が明瞭なのが特徴である。
〔似たキノコ〕
ウスアカヒダタケのヒダは赤味を帯びる。本種は白色、古くなるとクリーム色〜淡いオレンジ色。
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