ウラベニガサ

(別名;シカタケ)
Pluteus atricapillus (Batsch) Fayod
≡ Pluteus cervinus P. Kumm.
ハラタケ目 ウラベニガサ科 ウラベニガサ属


ウラベニガサ 20120616桜山

 
can be eaten 可食

 可食。 春から秋にかけて広葉樹の倒木上に散生する。

 傘は径5〜9cm、初めまんじゅう形で後には平らに開く。
 表面の色は灰褐色で、放射状の繊維模様がある。若い子実体のカサは灰色から灰褐色。表面は放射状の繊維紋や小片鱗に覆われる。 老菌になると、やや平滑となり、色は肌色を帯びるようになる。
 ヒダは離生し密。初め白色、成長するにつれ赤みを帯び、成熟すると肉色になる。
 柄は長さ6〜12cm、上下同大かやや下方が太く中実で、白色の地に傘と同じ色の繊維模様がある。

 シイタケのほだ木にしばしば雑菌として生える事がある。ほぼ世界的に分布。
 全体に水っぽく、多少泥臭いものもあるが、味には癖がない。

 本種はいくつかの種からなる複合種(コンプレックス Complex)であるとされており,かさの色調や柄の表面の形質などにはかなりの変異がある。

 
 
傘に繊維紋や小片鱗が確認できないので、シロウラベニガサ か?
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