ツノタケ

Podostroma alutaceum (Pers.) G.F. Atk.
Current Name : Trichoderma alutaceum Jaklitsch
ボタンタケ目 ボタンタケ科 ツノタケ属

ツノタケ_20190903 恵庭_長尾氏採取

 
 Inedible 食不適 .

 夏〜秋、針葉樹や広葉樹の林内腐朽木上や落葉上に発生。一見冬虫夏草類のように見えるが基部は根状にはならず落葉片等から直接発生している。 単一棍棒状の子実体をもつ

 子座は高さ2〜5p、棍棒状〜角状、上半表面は白地に淡黄色〜クリ−ム色の子嚢殻が無数に小疣粒状で半埋生する。成熟すると、頭部や柄部分が中空になる。
 子嚢胞子は、楕円形、平滑無色、3-5 X 3-4 μ


〔よく似たきのこ〕
 → コスリコギタケ は本種より大型。

この個体は未熟で頭部や柄部分が中実、子嚢殻もまだ未熟で淡色、胞子の確認も容易でない。
上の写真の子嚢殻を拡大 子嚢袋の中に未熟な子嚢胞子が入っている