秋にホンシメジより10日ほど早くコナラ、クヌギなど林地に発生する。根状の菌隗から多数が束生し株状となる。
カサは径1.5〜5cm、半球型から平らに開き、さらに反り返って皿状となる。幼菌では暗灰色、成長すると淡灰色から灰色となる。カサ表面には粘性はなく、地色より濃色の放射状繊維紋がある。
幼菌の小さい丸い傘が多数密集している様を釈迦の螺髪に見たてて釈迦占地という名がついた。
ヒダは、白色から淡灰色で、湾生から直生状に垂生する。密。
柄は長さ1〜10cm 、中実で、カサより淡色、表面には条線がある。
肉は白色。無味無臭。菌根性。
〔似たキノコ〕
→ ホンシメジと同様に味の王様と言われ、歯切れ、舌ざわりも申し分ない。
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