シワチャヤマイグチ

Hemileccinum hortonii (A. H. Smith & Thiers) (ined.)
= Leccinum hortonii (A. H. Smith & Thiers) Hongo & Nagasawa
イグチ目_イグチ科_ヘミレクシヌム属


シワチャヤマイグチ 20100724_

 
unclear 食毒不明

 夏から秋にかけてブナ科樹木の林内の地上に発生する。名前のとおり傘の表面には多くのシワがあり、傘が開く前はまるで脳みそのようにも見える。

 傘は初め半球形で後には開いて平らになる。
 表面の色は茶褐色で、いちじるしいしわがある。傘が開く前は脳みそ状である。
 管孔は初め黄色で後には緑黄色となり柄に上生する。
 柄は淡黄褐色で根もとは太くなり、表面は細かなうろこ状のささくれがある。また、柄の表面には不明瞭な網目模様がつくこともある。


〔似たキノコ〕
 → スミゾメヤマイグチの傘表面も凹凸があるが、肉は赤変のち徐々に黒変、時に直接に黒変する。