センニンタケ Scutiger pes-caprae の特徴は
夏から秋にブナ林の崖地などの裸地、山道の道端などに群生。
傘は 7〜13p、半円形〜扇形、多肉質、繊維状のササクレあり、最初は多かれ少なかれ茶色になり、成長に伴い次第に茶色がかったオリ−ブ褐色、暗青黄緑色や黒色に変色し、不規則な亀裂を生じて地肌をあらわす(特に中心部のひび割れやうろこ状)。
肉は厚く脆く、帯黄白色、無臭、新鮮なときはかなり柔らかい。
柄は傘と同色、3×5 x 1-2 cm、底部が曲がって拡大し、偏心性〜きのこの側面につく場合もある。
子実層托は菅孔状、柄に直垂生、黄白色、孔口は不整多角形。
胞子は涙滴形、大きさは 7-10 × 5-6 μm
表皮は KOH で黒く変色します。
※注 本個体はセンニンタケの特徴にほぼ合致するが、表皮にうろこ状の亀裂がなく正確に同定できないのでセンニンタケ類似種として掲載します。
〔似たキノコ〕
→ シロアミヒラタケ は本個体に酷似するが胞子の形が異なる。
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