子実体は一年生~多年生、柄は側生あるいは無柄。
傘は半円形~扇形、幅10cm程度まで、厚さ1cmまで。
傘表面は黄褐色~暗褐色、微細な密毛層で覆われる、放射状のしわと不鮮明な環紋と環溝をもち粗面。
肉は黄褐色、木質。
子実層托は管孔状、初め鮮黄色のち灰褐色~暗褐色、孔口は微細で1mm間に6~7個。
〔似たキノコ〕
→ ミイロアミタケの管孔は1mm間に1~2個
→ 表面がオリーブ色のタイプのセンベイタケは、本種に似るが、著しい放射状の皺の形状と、周辺部が鮮黄色をしていることが多いので本種と区別出来る。
※ 『日本産菌類集覧』では
”Onnia scaura (Lloyd) Imazeki” や
”Pyrrhoderma scaurum (Lloyd) Ryvarden”は
サジタケ ”Inonotus scaurus” の「同タイプ異名」としている。
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