有柄、樹上生、白色腐朽菌。6月上旬から11月下旬にかけて広葉樹の枯れ木上に発生する。
傘は初めまんじゅう形で後にはほぼ円形で扁平に開き、径1~5cm。
表面は灰色の短毛を密生、のち毛は剥げ落ち暗褐色の地肌を表しなめし皮状になる。
肉は白く皮質。管孔は丸く小さい、類白色。
柄は中心生で円筒形、表面は傘とほぼ同色で細かい毛をおびるかあるいはほとんど無毛、平滑あるいはまだら模様になる。
胞子は7~9×2~3μm。
〔似たキノコ〕
→ 類似種のエゾノアミスギタケ(Polyporus ciliatus Fr.)は春に発生し、細かい孔口を持ち、オツネンタケモドキの1mm間に2~4個に対し、1mm間に5~6個。
→ エゾアミメタケ(Polyporus longiporus)の孔口は細長く、長さ1.5-2mm
|