オオシワタケ
   
Cystidiophorus castaneus (lioyd) Imazeki.
タマチョレイタケ目_タマチョレイタケ科_オオシワタケ属

 オオシワタケ幼菌_20200912_桜山

 
 Unclear 食毒不明 .

 梅雨時から初秋にかけて、湿り気に富んだ林内に横たわる針葉樹の腐朽材に発生し、材の褐色腐朽を起こす。

 腐朽材上にべったりと広がり、かさや柄を形成することはなく、表面は明るい黄色〜帯橙黄色であるが古くなると次第に褐色を帯びる、乾いても材面から剥がれてまくれあがることはない。
 子実層托は不規則な浅い網目状〜角ばった孔を生じ、孔は径1mm程度、孔壁は裂けて歯牙状〜薄歯状となる。


〔似たキノコ〕
 → クシノハシワタケ
 → シワタケ
 → ヒメシワタケ
 → キシワタケ
 → カワシワタケ

若いうちは手で触れると多少赤っぽく変色することがある
手前はマクキネガサタケの菌蕾