オキナクサハツ

(別名;ザラツキクサハツ)
Russula senecis Imai
ベニタケ目 ベニタケ科 ベニタケ属


オキナクサハツ

 
POISON 有毒

 有毒。胃腸系の中毒を起こす。
 夏から秋にかけてナラ類などのブナ科の林内地上に発生する。

 傘は初めほぼ半球形で後には平らに開く。径5~10cm、色は黄褐色から茶褐色で表面は湿っている時にやや粘性があり、周辺部には溝状のシワがある。
 ひだは初め白色で後には汚白色となり、縁部は褐色~黒褐色にふちどられる。並び方はやや密、柄に直生からやや垂生する。
 柄は長さ5~10 cm、汚黄色の地に褐色~黒褐色の細点がある。
 肉は多少臭気があり、味は非常に辛い


〔似たキノコ〕
 → クサハツ は茎に黄土色の汚れやシミをつける。
  茎に褐色~黒褐色の細点があるのがオキナクサハツ。

オキナクサハツ 20180908 桜山
オキナクサハツ 20180908 桜山
オキナクサハツ 2010.08.16 滝野の森口
2009.08.24、 学びの森 20120812神居尻、 縁部は褐色~黒褐色にふちどられる
20190922 恵庭_オキナクサハツ、胞子は球形で表面には大小のとげと翼状の隆起がある、径 7.5~ 9 μm(棘・隆起を除く)