オドタケ

Clitocybula esculenta Nagas. & Redhead
ハラタケ目_ホウライタケ科_ヒメヒロヒダタケ属


オドタケ _20161029_

 
can be eaten 可食

 秋、ブナ、ミズナラ、ハルニレ、トチノキなどの広葉樹の腐朽材上や、腐朽倒木や幹の根際にできた空洞に多数束生する。(和名は御洞茸)

 傘は径5〜10cm、つり鐘形からやや中高な丸山形に開き、初め粘土色のち茶白色〜象牙色となるが古くなると黒っぽくなる、表面は中央部に褐色の細点を密布するか、またはほぼ平滑で、粘性はない。
 ひだは柄に離生または陥入し密で、ややくすんだ黄白色〜茶白色。

 柄は長さ15〜30cm、幅6〜12mm で、同幅または下部に向かってやや太くなり、初めほぼ灰白色のち暗色となり、表面に縦すじ模様がある。
 胞子は広楕円形、大きさ4〜6×3〜4μm、平滑、アミロイド。

 オドタケ _20161029_
 オドタケ 20191031  オドタケ 20101103_平和霊園
  オドタケ 20191006_展示会、老菌は柄が固くなり、傘表皮も黒味が強くなるので見分けが難しくなる。