初秋、雑木林内の地上に数個体がかたまって発生。 一見チャワンタケ属の菌に見えるが、子実体は片側が底まで裂け巻き込むような椀形で基部は細まり地中に入る。基部で数個体が癒合したものがある。 径2−4cm、高さ3−6cm、子実層面は黄土色、外側はやや粉状。 子嚢胞子は平滑、無色、楕円形で2個の油球を有し13−14×6−7.5μm。側糸は径3−4μmの糸状で隔壁を有し、先端はかぎ状に屈曲する。 〔似たキノコ〕 → ウズマキワンタケ は胞子や側糸の形状が似ているので見分けは難しい。