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食。 秋の半ば過ぎにブナ、ミズナラ、シラカバ、ハンノキなどの広葉樹の枯れ木上に多数が重なりあって群生する。「のどやき」、「かわふき」など地方によって様々な呼び名があり、それだけ広く利用されている食用きのこでもある。
毒きのこのツキヨタケと混ざって発生することもあるが、ツキヨタケは柄の内部、付け根近くの肉に黒いシミがあるのでムキタケと区別できる。
傘は初め半球形やまんじゅう形で後には開いて形が腎臓型や半円形となる。
色は黄褐色のものが多いが、緑色や紫色を帯びることもある。
表面には細かい毛を密生する。表皮ははがれやすい。
ひだは淡黄色から淡褐色で並び方は密で柄に接する部分で終わる。
柄は淡黄褐色からほぼ白色で傘の横につき、 毛羽立っており、太く短い。
2014年、ムキタケは傘色が緑色 タイプの S . serotina と、2003年に中国で命名された黄色タイプの Panellus edulis
Y. C. Dai, Niemelä & G . F. Qin が混同された名称であることが判明し、黄色タイプは学名をSarcomyxa
edulis・和名をムキタケ、緑色タイプは学名を S . serotina・和名を「オソムキタケ」にすべきだという提案がなされた 。
〔似たキノコ〕
→ オソムキタケ の柄には細かなウロコ状の模様がある。
→ 毒キノコのツキヨタケも同じような形をしているので誤食に注意が必要です。
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