クサイロハツ

Russula aeruginea Lindbl. apud Fr.
ベニタケ目_ベニタケ科_ベニタケ属


 
can be eaten 可食

 夏から秋にかけて、針葉樹や広葉樹の地上に発生する。
 傘は直径3~10㎝、饅頭形~中央が窪み扁平、湿ると粘性があり、色は草色~灰緑色、周辺部に不明瞭な溝線がある。
 柄は長さ3~9㎝、円柱形~下部がやや狭く、髄状、条線があり、白色~帯黄色~帯緑黄白色、下部がやや濃い。
 ひだは密につき、離生、脈絡があり、白色~淡黄色。
 肉は白色、無臭、ひだ付近がやや辛い。

 クサイロハツはFeSO4水溶液をつけると淡い桃色に変色する。(カワリハツの仲間のウグイスタケは硫酸鉄溶液で無反応または僅かに緑色変する)。


〔似たキノコ〕
 → カワリハツは傘の色が紫色~淡紅色~青色~緑色~橙黄色のまだら状になり、変化し、緑色に近いこともある。
 → アイタケは中央部分以外は細かくひび割れが入り、うぐいす色の亀甲状の模様がつく。

クサイロハツ_ 20090718_桜山
20071004_利根別




不明種(クサイロハツ類似種)
不明種 2009.09.06. 学びの森