クロハツモドキ

Russula densifolia (Secr.) Gill.
ベニタケ科 ベニタケ属


クロハツモドキ 2010.07.06 常盤公園

 
POISON 有毒

 生食すると死亡することもあるほど毒性が強いと言われている。
 夏~秋、林内地上に群生~散生。

 傘は径6~10cm、生長すればじょうご形となり、表面は初め白色、のち灰褐色から黒 色になる。ひだは密。
 柄は長さ3~5cm、白色で手で触れると黒くなる。肉やひだは傷つ くと赤変しついで黒変する。
 このキノコの特徴である、ひだが密であり、傷つ けると1~2分で黒色に変化することを確認しておくこと。

〔似たキノコ〕
 → クロハツはひだは厚くて幅広く数えられるほど疎
 → コゲイロハツタケは傷つけても変色しないか、僅かに赤変→灰色、または黒褐色に変色。
 → ニセクロハツ(猛毒)と誤認しないように注意。
 ニセクロハツはひだは疎、傷つけると白い肉がうすい赤褐色に変わるが、黒くはならない。

ひだは密。