コゲチャイロガワリ

(別名;ビロードイグチ)
Boletus brunneissimus W.F. Chiu
(→ Neoboletus brunneissimus (W.F. Chiu) Gelardi, Simonini & Vizzini )
イグチ目 イグチ科 ヤマドリタケ属


コゲチャイロガワリ 石山の森 2009.08.12

 
unclear 食毒不明

 夏〜秋 シイ・カシ林、クヌギ・コナラ林の地上に発生。

 傘径4〜9cm、表面はビロード状で粘性なく、暗褐色〜暗黄褐色。
 管孔は褐色〜暗褐色で傷つけると直ちに暗青色に変色。
 柄の上部には網目があり、黄土色地に傘と同色の条線および細鱗片を上部を除いて付着する。基部は粗毛菌糸に包まれる。
 肉は厚くて堅くしまり,黄色(柄では濃色)であるが傷つくとすみやかに青変(のちに褪色して灰褐色となる)し,味もにおいも温和である。

 傘・柄を切断してみると、肉は青変するが、柄の下部はやや赤みを帯びた色になる。

〔似たキノコ〕
 → オオコゲチャイグチの柄に細点はない。