キショウゲンジ

Descolea flavoannulata (L. Vassil.) Horak
ハラタケ目 オキナタケ科 キショウゲンジ属


キショウゲンジ

 
awful taste 食不適

 初夏〜秋,広葉樹林あるいは広・針混交林内の落ち葉の多い地上に点々と発生する。食用になるが,肉はもろくて歯ざわりがよくなく,あまり美味とはいえない。

 傘は径5〜8cm、粘性を欠き,はじめ半球形で後には開いて平らになる。
 表面の色は、鈍い黄褐色の地に脱落しやすい粒状〜ぬか状の細かい鱗片を着け、放射状のしわがある。
 ひだは傘とほぼ同色で、 並び方はややあらく、柄に上生する。
 柄は傘とほぼ同色で、上部につばをもち、つばより上部はやや淡色。根もとにつぼの名残をもつこともある。


〔似たキノコ〕
 → ショウゲンジ  は名前が似ているがフウセンタケ科のきのこ。

桜山_20090801
_20171007 sakurayama
キショウゲンジ_20211009 桜山? 胞子紋は暗褐色。胞子は広楕円形〜レモン形、粗大ないぼ状突起を密布し
、大きさ 10.5-15.5×6.7-10.0(-12.2) μm。