カワラタケキセイキン

Hypomyces aurantius (Pers.) Fuckel
ニクザキン目_ニクザキン科_ヒポミケス属

カワラタケキセイキン_桜山_20190921

 
 Inedible 食不適 .

 名前には「カワラタケ」(瓦茸寄生菌)とありますが、実際には様々な多孔菌類子実体を宿主とする菌寄生菌です。

 ヒポミケスと言うとどうしてもイグチやテングタケなどの軟質のハラタケ型を宿主とするイメージがあります。 しかし本種はカワラタケだけではなくシハイタケやネンドタケモドキなどにも感染します。また、材の表面などにもスービクルが広がるという性質があります。


〔よく似たきのこ〕
 → キヒモカワタケ

分生子は楕円形、15-20 x 5-7 μm
子嚢胞子は細長い紡錘形でしばしば僅かに湾曲し,時に1〜3個の油滴を含む、20-25 x 4.5-5.5 μm