種々の広葉樹の林内に発生する。
傘は3〜7cm、淡黄褐色〜くすんだ褐色、まんじゅう型で中央部がやや窪むか、あるいは中高になる。
柄は3〜7p、傘と同色、ヒダはやや垂生、灰白色のちに淡褐色。
肉は白色で薄く、辛味がない。
白色の乳液を分泌し変色せず、苦みがない。
〔似たキノコ〕
→ チチタケの乳液は乾くと褐色のしみになる。
→ アカアシボソチチタケ(池田仮称)の柄の基部は傘表面と同色(帯褐橙黄色)の細毛をまとう。
→ ホソエノアカチチタケ(橋屋仮称)の柄の基部は多数の白くて長い糸状の菌糸がアゴ髭様の束となる。
→ ニセヒメチチタケの肉はさび褐色でもろく、不快な苦みのある後味がする。
→ アシボソチチタケの傘径は3cmほど、周辺部は淡褐色で中央部はややへこむが小さな突起を持ち、より濃色、縁部は粗毛に縁取られる。
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