蛾の幼虫や蛾に寄生する虫草菌で、不完全世代の分生胞子で世代を繰り返すイザリアIsaria型の虫草菌です。
地上部の子実体 stromaは1~20個、根本から叢生し、樹枝状、ホウキ状、またはサンゴ状、頭部に無数の分生胞子をつける。
地上部の高さ約 5~40mm、風や雨の刺激を受けると粉状となって空中に飛散する。
発生時期は虫が活動する夏の最盛期 6~8月が最適で、一般に里山の雑木林、山地の落葉樹林内の地上、苔の生える岩面に固着発生する。
〔似たキノコ〕
→ コナサナギタケ の分生子柄はほとんど分岐しない。
→ サナギタケ の子実体は棍棒状、スリコギ棒状で地生型に発生 |