ハナビラニカワタケ

(別名;ニカワハナビラタケ
Tremella foriacea Pers.
シロキクラゲ目_シロキクラゲ科_シロキクラゲ属


ハナビラニカワタケ

 
 CAUTION 食注意・

 春から秋にかけて広葉樹の枯れ木上に発生する。
 全体が八重咲きの花びら状になり、湿ったときと乾燥したときでは外見が著しく異なる。

 きのこの色は淡褐色から赤褐色である、湿っているときは全体が多湿で柔軟なゼラチン質で気味が悪いが、食用になる。
 乾くと著しく収縮して硬くなり、紫褐色~ほとんど黒色。


〔似たキノコ〕
 → クロハナビラニカワタケ も八重咲きの花状で、肉質はゼラチン質の同属種。本種に極めてよく似ているが大きさが小さいこと、全体の色が暗紫色~暗黒褐色、乾燥してもほとんど収縮しないことで区別される。
 → クロハナビラタケ は子嚢菌のクロムラサキハナビラタケ属、毒菌。

ハナビラニカワタケ 20200704
ハナビラニカワタケ裏面 20200704 ハナビラニカワタケ 20200704
ハナビラニカワタケ 20200704、胞子は卵形~類球形_7.0~9.5 × 6.0~7.0 μm