ダイダイイボカサタケ(青木仮称)

Entoloma sp.

ハラタケ目_イッポンシメジ科_イッポンシメジ属

POISON 有毒

ダイダイイボカサタケ(Entoloma sp.)とアカイボカサタケ(Entoloma quadratum) は混同されることが多い。ダイダイイボカサタケは、傘が歪んだ円錐形で縁がしばしば波打ち、淡い橙色の系統で、傘のてっぺんにボールペンの先のようなイボを持つ。
 夏〜秋、針葉樹や広葉樹の地上で湿った苔の土、腐植、または落葉上に散在する。 毒。

 傘は杏子色、頂部は乾いてやや白っぽく、径2〜7cm、鐘形〜円錐形で後にやや平らに開く、粘性なく、ひだも同色でやや疎、縁は白粉状、直生〜上生。
 柄は淡いアンズ色、類白色の絹状菌糸が薄く覆っている、円筒形で下部は扁平化、中空、5〜15cm。
 肉はもろく、表面と同色、やや軽い匂いがする
 胞子紋はピンク色
 胞子は径 10.5〜12.5μm、立方体に近い6面体。

〔似たキノコ〕
 → アカイボカサタケ(quadratum) は朱橙色。

ダイダイイボカサタケ 20110921 厚平内林道、ヒダ:傘と同色