ヤマイグチ近縁種で、ヨーロッパに分布し、日本ではカンバ類樹下に発生します。
傘は饅頭形から平に開く、表面はビロード状で乾燥、焦げ茶色〜黒味を帯びた茶色。
菅孔は上生、乳白色〜チョコレート褐色。
柄の基部の表面は黄緑〜青緑〜青味を帯びる。切断すると,傘と柄の上部の肉が淡い赤色に変色し,柄の基部が緑青色に変色する。
切断後、根の根元が青変するヤマイグチ類は他に数種類ある。
〔似たキノコ〕
→ ヤマイグチ:肉に変色性なし、傘も淡色、柄の基部が緑青色に変色しているものも有るが赤変しない。
→ ヤマナラシノアオネノヤマイグチ はヤマナラシ(別名;ハコヤナギ)やドロノキ・ギンドロの樹下に発生する。根元の表面を傷つけると黄色〜黄緑色がかった青色になることがある。
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