アオネノヤマイグチ

Leccinum variicolor Watling
イグチ目_イグチ科_ヤマイグチ属


アオネノヤマイグチ 20120812神居尻

 
 CAUTION 食注意 

 ヤマイグチ近縁種で、ヨーロッパに分布し、日本ではカンバ類樹下に発生します。
 傘は饅頭形から平に開く、表面はビロード状で乾燥、焦げ茶色〜黒味を帯びた茶色。
 菅孔は上生、乳白色〜チョコレート褐色。
 柄の基部の表面は黄緑〜青緑〜青味を帯びる。切断すると,傘と柄の上部の肉が淡い赤色に変色し,柄の基部が緑青色に変色する。

 切断後、根の根元が青変するヤマイグチ類は他に数種類ある。


〔似たキノコ〕
 → ヤマイグチ:肉に変色性なし、傘も淡色、柄の基部が緑青色に変色しているものも有るが赤変しない。
 → ヤマナラシノアオネノヤマイグチ はヤマナラシ(別名;ハコヤナギ)やドロノキ・ギンドロの樹下に発生する。根元の表面を傷つけると黄色〜黄緑色がかった青色になることがある。

 
傘表面はビロード状、ヤマイグチはやや綿毛状