アオミドリタマゴテングタケ

Amanita griseoturcosa T.Oda, C.Tanaka & Tsuda
ハラタケ目_テングタケ科_テングタケ属


アオミドリタマゴテングタケ_20140816_桜山_

 POISON 有毒

 夏〜秋 コナラなどブナ科樹林の樹下に単生。
 傘径 4〜8cm、高さ 10〜18 cmくらい、中丘をそなえ、放射状の繊維紋で青ネズミ色の独特の色合い。
 ヒダは白色で、離生しやや密。

 柄はドクツルタケに似て、下方が太くなり上部に膜質のツバを付け、ツバより下はささくれ状鱗片を付け、根元はツボを備える。若いうちは中実で硬いが、老菌に近くなると髄状でやや柔らかくなる。

 桜山では2013年08月24日に初めて採取され、以来毎年、8月中旬に少量の発生を確認している。


〔似たキノコ〕
 → コテングタケモドキ の傘は灰色から帯褐灰色。内生繊維紋(斑状の文様)があり中央ほど濃色。条線は無く、カサの周囲はしばしば内被膜の名残で白く縁取られる。
 → 針葉樹林に発生するコテングタケも傘色は灰褐色〜灰紫色。

アオミドリタマゴテングタケ 20130824 桜山
 アオミドリタマゴテングタケ 20130824 桜山   アオミドリタマゴテングタケ 20160813 桜山
  アオミドリタマゴテングタケ 20130824 桜山