アカタケ

Cortinarius sanguineus (Wulfen) Fr.
ハラタケ目 フウセンタケ科 フウセンタケ属


アカタケ


 
POISON 有毒

 夏から秋にかけ針葉樹林内の地上に発生する。

 傘は初めまんじゅう形で後には平らに開く。色は暗赤褐色でほとんどの場合表面はなめらかであるが、ごく細かい鱗片が付着する場合もある。
  ひだは柄に直生から湾生し、並び方はやや疎。初め傘と同じ暗赤褐色だが後にはさび褐色となる。
 柄は傘とほぼ同色、または、より黒味がかっている。 表面は繊維状で縦の筋がある。
 肉を潰すと赤い汁液を滲み出すので他のきのこと区別できる。


〔似たキノコ〕
 → アカササタケ の傘表面は黄褐色繊維状
 → アカヒダササタケの 表面の色は橙黄褐色から茶褐色、ひだは初め血赤色で後には赤褐色になる。
 → ササタケ のひだは黄橙色のちさび色。

アカタケ_20180829 白旗山
アカタケ_20180901 桜山
アカタケ_20201010 桜山
アカタケ_20201010 桜山、胞子は楕円形、表面に微細な疣あり、大きさは 8.0-9.5 x 4.5-5.5 μ