ウスバタケ
Irpex lacteus (Fr.) Fr.

タマチョレイタケ目_シワタケ科_ウスバタケ属


ウスバタケ 110423_桜山



 
Inedible 食不適

 広葉樹の枯木に発生、半背着生で革質。

 はじめ背着生し、成長すると辺縁が反巻きして小さな傘状になり、傘(反卷部)は腎臓形〜不規則、長さ0.8〜1.5p、幅0.5〜3.5p、厚さ1〜3o。
 背面は白色、短い綿毛を密生し、環紋は不明瞭、辺縁が薄く、波打ち、起伏がある。
 腹面は白色〜乳白色〜淡黄褐色、子実層托の管孔は2〜3個/o、裂けて歯状突起(薄歯状)になる。歯状突起は長さ1〜5o。
 肉は白色、丈夫な革質、乾くと硬くなる。
 胞子紋は白色。

◆ウスバタケによる真菌症
 オーストリアで白血病治療中の少女(9歳)の肺から菌が分離された。
 過去に、真正担子菌による病例としては、スエヒロタケとウシグソヒトヨタケの例が報告されているが、本報告はウスバタケによる初めての症例である。治療法としては、アンフォリシンBの投与により完治した。(2006年)