子実体は単生あるいは群生する。
肥沃な地上や腐植土等に発生し、公園や人家の庭などに生える事も多い。 比較的普通種だが近似種があり同定は難しい。
直径 3-7 cm、深い椀形からやや平たく開く。ほとんど無柄か、短い柄が地中に入る。
子実層面は平滑でつやは無く、蜜色ないしらくだ色、縁はやや鋸歯状になり、小さく反り返る事もある。
外面は白っぽく厚い粉状ないしフケ状、湿時淡褐色、周縁部は不規則にひび割れて小さなかさぶた状になる。
肉質は比較的脆く変色性は無い。
子嚢胞子は楕円形、無色薄壁で表面は平滑にみえる。目だった内容物は見られない。16.4-18.1 × 8.6-9.6 μm。
〔よく似たきのこ〕
→ オオチャワンタケ
→ その他に、胞子が楕円形、無色でほとんど平滑の種は、タヌキノチャワンタケ、ペジザ セレア、ナヤノシロチャワンタケがある。
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