ツチナメコ

Agrocybe erebia (Fr.) Kuhner ex Singer
ハラタケ目_モエギタケ科_フミヅキタケ属

 
 Unclear 食毒不明

 夏から秋にかけて庭先や道端各種の林内地上に群生する。
 クリタケによく似ているので間違えられるが、クリタケが切り株に生えるのに対して、これは地面に生えて株にはならない、茎はクリタケよりも白くて太い,などの点で区別できます。

 傘は2〜7cm、始めまんじゅう形でのちには平らに開く。表面は湿っている時やや粘性、暗褐色〜灰褐色、乾けば淡色となる。
 ひだは柄に直生から垂生し、並び方はやや疎。 初め淡褐色でのちに暗褐色。
 柄は長さ3〜6cm、上半分がほぼ白色、下半分が暗褐色で白色膜質のつばをもつ。つばは上向になり、胞子が落ちるため褐色になる。
 胞子紋は鉄錆色、
 胞子は紡錘形、2胞子性、10.5〜15× 6〜7 μm。

〔よく似たきのこ〕
 → コツチナメコ4胞子性
 → コフミヅキタケ胞子は卵形
   7.4〜10.4× 5.4〜6.9 μm
 → シグレイチメガサ は主に春4月〜5月に発生し、周辺に放射状の条線が認められる。

 ツチナメコ_20190804 桜山  
 
   
 
     
 
胞子 10.5-13.2 x 4.5-5.7 μ