ツチグリ 

(別名:ツチガキ)
Astraeus hygrometricus (Pers.) Morgan
イグチ目 ディプロシスチジア科 ツチグリ属


 
CAUTION 食注意

 夏〜秋、林内の斜面に多い。湿度により開閉することから、キノコの晴雨計ともいわれる。
 地中〜半地中生。内部が白色の幼菌は食用になる。

 子実体幼菌は球形〜扁球形で2cmほど、灰褐色〜黒褐色、表面に同色の菌糸束がつき、基部に黒色の短根状菌子束がつく。
 成菌になると皮質の厚い外皮が、頂部から6〜10数片に裂けて星形に開く。


〔似たキノコ〕
 → コツチグリは外皮が更に細かく裂開する。

 
 _20160807tomakomai    
ツチグリ_20121115、桜山
ツチグリ_20200626、桜山、胞子紋は褐色。胞子は球形で表面に微小疣がある、大きさは 6〜10 μm