ツガノマンネンタケ

(別名;マンネンタケモドキ)
Ganoderma valesiacum Boudie
r
マンネンタケ属 タマチョレイタケ科 タマチョレイタケ目


ツガノマンネンタケ

 
awful taste 食不適

 夏から秋にかけてツガ類やモミ類の枯れ木上に発生する。一年生。
(近縁種のマンネンタケは広葉樹に発生する)

 傘と短い柄を有す。
 傘は半円形〜扇形〜腎臓形、径25cm以下、厚さは基部で4cmまで、横にほぼ水平に延びる太い柄を持つ。
 傘表面は初め黄褐色、しだいに赤褐色〜暗褐色となり、ニス状の光沢・放射状のしわをもつがしばしば褐色の胞子に覆われる。きのこの表面には同心円状の模様があり、光沢のある時期(若い時)とチョコレート色の粉でおおわれる時期(きのこが成熟した時)がある。
 肉は白色〜淡褐色、堅いコルク質。
 子実層托は管孔状、白色〜淡黄褐色、孔口は1mm間に4〜6個。
 柄は側生し4cmまで、ときに無柄。

ツガノマンネンタケ 20120722大滝
ツガノマンンネンタケ_20091001_利根別