ツブカラカサタケ

Leucoagaricus americanus (Peck) Vellinga
ハラタケ目_ハラタケ科_シロカラカサタケ属


ツブカラカサタケ_20090720

 
 unclear 食毒不明

 食毒不明。 梅雨時、秋、たい肥や、鋸くずなどに束生さらに群生。公園や庭園のウッドチップ上でよく見かける。

 カサは径は5~10cm、卵型から平らに開く。 白色地に赤褐色の小片鱗を周辺ほどまばらにに付け、中心部は濃色。周囲には条線がある。 幼時、多数のカサがくっつき大きな株になる。乾燥すると、全体にやや赤みを帯びる。
 ヒダは、白色から淡黄色。離生し密。
 柄は、やや逆棍棒型で、基部膨大し中空。表面に赤褐色の小片鱗を付けるが脱落しやすく、白く見えることが多い。 膜質のツバもまた脱落しやすい。 柄の表皮は手で触れたり傷つけると赤変し、後に灰褐色になる。肉にも同様の変色性があり、無味無臭。

〔似たキノコ〕
 ⇒ チャキツネノカラカサはキツネノカラカサ属